とにかく、準備もほとんどできないままに、
ジョブフェアが開催されていた会場に向かった。

期末テストの期間と重なった最悪のスケジュールの中、
3日間(実質2日間)のジョブフェアはボストンで開催された。

初日、私は最初に面接を受けた会社は奇跡的に1次面接を突破したものの、
他の3〜4社は1次面接で落ち続けた。

やっと1次面接を突破したかと思った企業もあったが、
2次面接で、あがってしまい、ほぼ自己紹介もできないまま、
2人の面接官はお互いに質問があるかを確認して、「もういいですよ」の一言・・・。

「やっぱり、最初の1次面接突破はまぐれか・・・」

1日目が終了したものの、釈然としないまま、滞在先のホテルへ。

「時間がなさすぎる・・・」

短期決戦のジョブフェア。
しかも、準備不足の2日間を迎えて、もう準備もなにもない。

「これはもう、開き直るしかない。」

確かに、そんな単純なことで解決するわけもなかったが、
とにかく、2日目に挑んだ。

そこでまた、始めから2社くらいの面接がうまくいかない。

と、3社目に向かった。

このとき、私はあまりの準備不足で、
ここだけの話、履歴書とエントリーシートを面接5分前の休憩で仕上げていた。

基本的に考えて、準備不足過ぎる。

ところがである。

この日、この会社と2度面接し、私は無事!?「内定」をもらってしまったのです。

そのあと、考えたのです。

「どうして、内定をもらえたんだろう?」

そして、1日目から起こったことを整理して、その内定を振り返ったのです。

無名大学出身、TOEIC、TOEFLの点数はなし、大学の成績は平均以下。
日本の大学は2年生まで行き、中退。大学の専攻も特別なものでもなく、
多くの方が専攻しているBusiness(ビジネス=日本でいうところの経済学部、または経営学部)学部。
話せる言葉は一応、日本語と英語。
(ちなみに、参加している約3000名近い学生は、2ヶ国語が当たり前。できる人は3ヶ国語以上)

私には、学業成績等に関して、目立ったものがない。

しかも、この内定をいただいた会社の情報を、
実はここに来るまで、まったく持っていなかったのです。
今考えたら、とんどもないことですが、これは冗談ではありません。

その場にあったパンフレット。
それだけがその会社の情報だったのです。

ということは、会社について、事前に調べた、もっともらしいことを言うことができないのです。

つまり、誰が考えても、
その環境で「内定」を掴むために重視されていたもの、それは唯一「面接」でした。

その内容を何度も何度も思い浮かべていくうちに、あることに気づきました。

「いままで落ちていた会社の面接と内定をもらった面接の違いは○○○○かも・・・」

そして、早速、そのあとの面接に生かしてみたのです。

その結果、もう1社、そのジョブフェアでは「内定」が決まり、
最初に1次面接を突破した会社も、その後の面接を受け、「内定」をもらったのでした。

2日間で3つの「内定」。

しかも1社は、近年[理系]人気企業の上位20社に数えられ、
社員は3万人を超える大企業でした。

私は理科が「大」のつくほど苦手な、完璧な「文系」人間。

そのとき、これは、学部も、学校の成績も、学校の評価も超えて、
「内定」を取ることができる「面接」方法かもしれないと思ったのでした。

まだ半信半疑だったので、その後、何人かに話をしてみました。

内定を取った人は口々に言ったのです。

「確かに言われてみたら、面接で私/俺もそういっているかもしれない」

そして、内定がうまく取れないという人と話してみると、

「あっ、なるほど。それ、気がつかなかった!」

「内定」を取る人にとったら、「当たり前」。
「内定」を取れない人にとったら、「知らない」だけのこと。

全然、難しいことではありません。

なぜなら、私でもできたのですから。

そして、あれから4年。

就職活動をする後輩や仲間と話すたびに、
やはり同じ方法を伝え、内定を掴んでいました。

私も2年前に今度は「転職」という活動を一度迎え、
その際に、いままで使っていたその方法に、
社会人に出会った方や仲間から学んだことを含めて、
もう少し方法を加えて面接を受けてみると、
2社受けて、1社は4時面接を突破し、最終面接で落ちてしまうも、
もう1社は「内定」をもらいました。

しかも、今回はまったく前職と関連のない、完全な他業種への「転職」でした。

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「ないものだらけ」の就職活動。

それでも、内定を掴む方法はあります。

内定が取れている人で、この方法ができていない人を見たことがありません。

そして、この就職活動を通して、あなたに必要なもの。

それは、「内定」を掴みたいという強い思い。
そして、その先にその会社で「働きたい」という強い気持ちです。

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